夏休みといえば、子どもの自由研究が、心配の種。
研究したいテーマ探しに毎年お困りではないでしょうか?
研究したい事が見つからないお子さんにおススメしたいのが
旅をしながら「驚き」と「発見」の種を撒いてあげること。
そして、「なぜ?どうして?」という子どもの好奇心に火が付いたら、きっと
ステキな自由研究を進めてくれると思います。
静岡といえば、お茶が有名ですが
その静岡のお茶のミュージアムが、なんと、ここ、島田市にあります。
その名も「ふじのくに茶の都ミュージアム」
このミュージアム、実はお茶に関する体験メニューも盛り沢山!
大人も、子ども以上に「発見」と「驚き」を得られるはず。
今回は、お茶にあんまり関心がない、という親御さんに
まずはこのページで、お茶の面白さをお伝えしたいと思いまーす!
まずは大人がこっそり予習。
子どもも楽しんでもらえそうだなぁ、と感じたら
ぜひぜひ親子でお茶の魅力発見ツアーを企画してみてください。
そもそも、お茶に興味が持てない!?
・・ということで、さっそく大人の皆さんに質問!
正直、あなたは「お茶」に興味、ありますか??
え・・・。 正直に言うと、私は静岡に移住するまで
お茶になんて 全く 興味ありませんでしたぁぁぁ!
多くの人が、あまりに身近で当たり前の存在すぎて
じっくり向き合ったことがないと思います。
急須で淹れたお茶を飲まないご家庭も多いご時世。
・・という状況で、どうやって興味を持ったら良いのか。
まず、同じように全然興味がなかった私(広島出身)の体験談をお伝えします。
移住したての頃。 お茶には無関心でしたが、SLには興味が湧きまくり親子でした。
静岡に移住して驚いたのが、どのお店に入っても美しい緑色のお茶が出てくる。
それまで緑茶と言ってもなんとなく黄色っぽいお茶しか飲んでこなかった私は
きれいな「緑色のお茶」は、高級品で贅沢品だと思っていたから
・・・・その衝撃たるやぁぁぁぁー!
そして、お茶業界の人と知り合えば知り合うほど気付かされる、異常なまでの緑茶愛。
新茶の季節になると、寝る間を惜しんで「鬼のように」お茶の為に働く。
田んぼの景色は少なく、右見ても左見ても「茶畑」
島田市においては、「地球上でもっとも緑茶を愛するまち」というスローガンまで。
島田市役所の郵便ポストは緑茶色に塗装されちゃう、という緑茶愛。
なんなら、お茶をテーマにお祭りまで作る始末
え・・・。
ちょっと・・おぃ。
やばくないか??
ここの人たち、やばい!!
と、私は正直、びびった。(正直すぎる感想でスミマセン)
どうしてそこまで、お茶に熱狂できるのか。
もんのすごく不思議に思ったんですね、うん。
それが私がお茶に興味を持った理由のひとつでした。
興味を持って、町の暮らしを見てみると
そんなふうに、「え? なぜそこまで?」と疑問に思いながら暮らしていると
だんだん見えてくる、町の暮らしの面白さ。
たとえば、どこかへ食事に行くとき。
島田周辺のお店に入ってみると(チェーン店でないお店がおススメです)
お水ではなく、サービスでお茶を出してくださるお店も多いです。
そしてそれは、とても綺麗な緑色のお茶。
そこで子供に、いつも飲んでいるお茶の色を、なんとな~く、聞いてみてください。
あれ?どうしてこんな色なんだろう、と感じるきっかけになると思います。
※ 緑色の理由は、こちらの記事の中で解説しています
また、島田市やお隣の藤枝市には「朝ラー」という文化があります。
(朝からラーメンを食べるのよ)
農家や問屋が日の出前や早朝から仕事をしている新茶の季節。
お茶の業者さん達が早朝の仕事を終えた後、朝食としてラーメンを食べていた事が
朝ラー文化の始まりだったのだそう。
子どもと一緒に、朝ラー、チャレンジしてみてください。
きっと「こんなこともお茶に関係あるの?」と驚いてくれるはず。
朝ラーにおススメのお店は、こちら↓ (どのお店も美味しすぎるよ)
・麵屋燕(AM6:30~)
・めん奏心(AM9:00~)
・ラーメン ル・デッサン(AM7:00~)
茶の都ミュージアムってどんな所?
説明するまでもなく、お茶についての博物館なのですが
その立地も素晴らしく、全方位茶畑です♥
宿から車で30分ほどで到着します~。
ミュージアムに入ると、まずは世界のお茶を学べる展示が。
ここで何を感じてほしいかと言うと
日本のお茶が「ものすごい個性的」だということですw
世界中の人が、お茶を愛していますが
そのほとんどは紅茶やウーロン茶等、水食(お茶の色)が茶色や黄色っぽいお茶。
実は、こんなに美しい緑色のお茶を作っているのは
世界の中でも、なんと、日本だけなんです。
すごいでしょ?
そのすごさをここのミュージアム内で「これでもか!」と
畳みかけるように教えてくれます。
茶揉みの技術も、ちょっとヤバい。
・・それはやりすぎでは? と心配になるぐらいヤバい。
(そのヤバさ、こちらのブログもご参照ください)
さらに、そこから茶道の世界も見せてくれます。
ものすごく立派な茶室と日本庭園が、ミュージアムに併設されています。
ここでは、茶室を見るだけでなく、実際にお抹茶体験をすることもできます。
ミュージアムや茶室を見て回ると、日本人の激しいこだわりと情熱
そして、勤勉さを感じずにはいられません。
いつも当たり前にある「緑茶」が、こんなに自分のルーツを知るきっかけになるとは・・。
私はとても、感動しちゃったのです。
実は、私 この感動を、我が子に熱く語りつくしましたw
ぜひ、あなたのお子さんにも、日本人である素敵さを、伝えてほしい。
どんな体験ができる?
私のおススメは、風格のある茶室での「茶道体験」
私は小学生の息子を連れて体験に行きましたが
お抹茶の点て方や、お抹茶をいただく時のお作法などを、
敷居が高くない雰囲気で教えてくださいます。
また、梅雨の時期に添えられた和菓子は「紫陽花」をあしらったものでした。
季節ごとに和菓子も変わるという点も、ぜひ、興味を持ってもらいたいところ。
旅から帰ってきて、和菓子屋巡りをするという自由研究もアリですね~。
茶道体験は、一日の開催回数がとても多く、時間を気にせず気軽に参加できます。
(最終15:30です)
その他、茶摘み体験・手もみ体験・抹茶挽き体験・世界のお茶体験等々
いつ行っても体験できるメニューが豊富にあります。
夏休みだけの体験メニューもありますので、詳細をチェックしてみてね。
https://tea-museum.jp/event.html
子ども以上に大人が楽しもう!
今回のお話、いかがだったでしょうか。
お茶の世界に、少しでも興味を持っていただけたら嬉しいです。
お子さんの自由研究に、とお考えの親御さんは
まずは「子どもはさておいて、私が楽しむぞ!」という姿勢が大事です~。
大人が楽しそうだったり、感動していたりすることって、
子どもも 自然と 興味を持ってくれるんですよね^^
旅に出る前に、ぜひワクワクしながら、お茶にまつわる色々な事を調べてみてください。
調べ事として取りかかりやすくっておススメなのが、旅のお土産探し!
茶葉はもちろん、お茶にあう和菓子屋さんを探すのもおススメですよ~!
お茶づくりが盛んだった島田市は、お茶にあう和菓子屋さんがたくさんあります。
なんと、和菓子屋さんだけを集めたホームページも!
また、私が大井川沿いで見つけたおススメお土産もチェックしてみてね→お土産4選
ということで、静岡の旅を通して、お茶の世界を深堀して楽しんでいただけたら嬉しいです。
ちょっと計画してみようかな? といいう方は、当宿の空室照会をチェックしてね。
夏休みの平日は、まだまだご予約可能です。
また、バタバタせずにゆっくり旅を楽しみたい方には
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