キッチン付きホテル等、最近調理ができる宿泊所をよく目にするようになりました。
私も旅をする時は、キッチン付きの宿を使う事が多いです。
(写真は熊のやで調理中の夫)
旅先での調理は、毎回とても楽しいのですが
ひとつ、大きな問題がありまして・・
それは、どんなにステキなキッチンが付いていても
思い描くような料理を作るのは、至難の業であるということ。
ということで、今回は、旅先での自炊について、書いてみたいと思います!
旅先で料理を作る楽しさを発見した
まずは、ワタシが若かりし頃のことからお話しさせてください・・。
まだ恋人だった今の夫と、バイクをタンデムして
ちょっとした旅に出るのが好きでした。
私の背中のリュックには、カセットコンロと鍋、包丁等が入っていました。
そう、私たち(特に夫)は、
「旅」という非日常の中で「調理して食べる」のが好きだったのです。
地元の小さなスーパーで食材を買い
道の駅でおもむろに調理。(多分鍋料理か何か)
翌朝、それが公園で雑炊になり・・
食後は、公園の水をお借りして鍋を洗います・・。
※若さゆえにできたことだったのかもだけど
ちょっと今の時代、注意されかねないので
決しておススメはしない。
結婚してからは、湯治宿のような場所へも行くようになります。
閑散期の農家の人たちが使うような
巨大宿泊施設にも泊ったことがあります。
公営住宅のような施設で、各部屋に小さなキッチンがある。
アルミ鍋やまな板など、最低限の調理器具もあり
私は夫と共に、すき焼きを作ったような記憶があります。
旅先で初めて目にしたお漬物や、地酒もテーブルに並べて楽しみました。
そんな感じで、私たち夫婦は
旅先で気になる食材を自由に食べる事が、とても好きだったんです。
自炊宿は事前の準備が大変だという現実
さて、そんな旅先での自炊ですが、いつも頭を悩ませるのが
・何を作るか
・何なら作れるか
というこの2本立てでした・・。
例えばおでんが作りたかったとしても、色々準備物が大変だったり、鍋のサイズからして不安だったり。
毎日のようにメニューを捻り出さなきゃいけない主婦にとって
何を作るか考えるのは、楽しいようで意外とかなり苦痛です・・。
さらに、メニューを決めたはいいけど、こんな不安が襲ってきます。
・旅先のキッチンで調理器具が揃っているか
・調味料は何があるのか
・もし調味料がないとしたら、どうやって小分けにして持参するか
・うっかり持参する物を忘れたら、買い物ができるか 等々
こういうことを考えていると、だんだん嫌になってくるのです。
まぁ、コンビニごはんで良いか、とか
やっぱり大変すぎるから、2食付きの宿にした方が良いかも・・等々。
「自炊宿は大変だ」を乗り越える
でも待って。ちょっと待って。
この苦労を乗り越えた先に、「うわー!ウマー!」が待っているとしたら。
いつもと違うキッチンだと、「料理めっちゃ楽しー!」になるとしたら。
私は旅先でごはん作りながらビール!がサイコーです
そうなんです、乗り越えた先の楽しさを知っている私としては
一人でも多くの人に、この楽しさを、味わってほしいんです。
だから、この準備段階での苦しみを、少しでも軽くするために
・調理器具を充実させた
・皆でシェアする調味料を備え付けた
こんな事をしてみたんだけど
それだけだと、メニューを考える苦しみからは解放されないので
・実際にメニューを考えてみて
・実際に宿で自炊をしてみて
・実際に皆で食べてみよー!
という所まで、実際に試せたら、安心ですよねぇ。
いざ、実験!「自炊宿体験」
そこで、なのですが
私が実際に旅人になりきって実験してみようかと思います!
熊のやでどんな料理を作れるか
皆さんに体験談をレポートしてみたいのです。
これを実験してみる事で
・レシピの提案
・購入食材一覧
・足りない調味料&調理器具 等々
が明確になるのです。
それでみんなの「旅先での自炊が不安」が、解消されたら嬉しいです。
ご飯会をやってみることにします
ということで、せっかくの実験、皆さんにも楽しんでいただきたく
2月頃、ご飯会をやってみようと思っています。
どんな人に食べてもらったらいいのか、どんなメニューにするのか
まだ全然決まっていないのだけど
参加したーいっていう方がいらっしゃいましたら
ぜひ合流してくださいね。