旅先で一番の楽しみといったら食事!・・という方も多いですよね。
わかります、わかります・・・。(私がまさに、食事=超大事!・・な人間です)
熊のやは、基本、自炊していただくタイプのお宿なので、
宿泊される方に負担を強いているなぁ・・と、申し訳なく思う時があります。
でも、一方で、旅館等で提供される、食べきれない量の豪華な食事に
ちょっと困惑する事、ありませんか?
私はいつも、こう、思います。
どこに行っても、刺身、天ぷら、すき焼き、・・・豪華で良いけれど
もっと地元ならではの伝統的で素朴な料理や、地場野菜を食べたいなぁ!
若い頃、海外旅行に行った時の食事で楽しかったのは
市場に出かけて、山積みされた果物を買い、地元のデリカでお惣菜を買い
ホテルに帰って、ワイン片手にのんびり食事をする事でした。
美味しい物もあれば、食べられないほど美味しくないものに出会う事もあります。
けれど、「あぁ、これがここの暮らしなんだなぁ」と知ることが、楽しかったです。
そんなふうに、「自分の暮らしとの違い」を感じながら食べるのが
旅先での食事の楽しみ方じゃないかな、と思っています。
熊のやに泊りに来てくださるお客様の多くは、食材を買ってきて宿で調理されています。
せっかくの旅行なので、料理は簡単がイチバン。
地元のスーパーで食材を買い込み、BBQや鍋を楽しむ方が多いです。
静岡は、海の幸も美味しいので、焼津の魚市場で魚を買って
宿で三枚おろしにするというツワモノなお客さまもいらっしゃいました。
私のおすすめは、炭火で焼いた黒はんぺん。
静岡おでんでは定番中の定番、黒はんぺん。これ、炭火で焼いたら絶品です。
それと、田舎らしいお惣菜、五目煮(島田煮という名前も聞いたような・・)。
いわゆるお豆さんの入った五目煮なんですが、ここでは大豆ではなくピーナッツ。
ピーナッツの食感が、クセになります。
地元のスーパーでは、普通に売ってます。
あと、地酒もお忘れなく! 私の「超」おススメは、金谷日和という地酒。
酒屋さんが自分の田んぼで育てたお米を、地元の酒蔵に協力してもらって作ってます。
お米の香りがとても豊かで、地元からとても愛されている日本酒です。
ほとんど流通していなくて、確実に手に入るのはお米を作っている酒屋さん「中屋酒店」です。
酒店の奥は、酒場(居酒屋ですが、店主はあえて「酒場」と言ってます)もあるよ。
ここのお料理も雰囲気も、最高。
自炊はチョット・・という方は、ここにふらりと呑みに行きましょー!
(大井川鐡道の駅からも近いです! 終電をチェックしてから出かけてね)
という事で、書き始めたら止まらないぐらい、食事の楽しみ方、あります!
今度は「宿へ田舎料理を持ってきて欲しいー!」っていうリクエストがあった時の話を
書きたいなーと思ってます。
また、お食事の相談も承っています。
最寄りのスーパーはどこ? 食事処はある? などなど、お気軽にお問合せ下さいね。