コロナ過の貸切宿、どう使う?

コロナもなんだか日常に馴染んできて(笑)
日本は平和だな、と思う今日この頃。

みなさま、いかがお過ごしでしょうか?

でも、周りと自分、コロナに対する考え方に隔たりもあって
戸惑うことも多い日々。

ここまでなら大丈夫、の線引きが、皆違うよね。

ファミレスでのバイキングとか、超ドキドキ。
家族以外との会食すら、どきどき。

普通に、楽しそうに食事している人たちを見ていると
わたし、考えすぎなんだろうか、頭おかしくなっちゃったのかな、と思う。

それに。

せっかく割安なんだからgoto使いたいけど、そもそも旅行ってどうなの?

でもそんな私が宿屋やってるって、矛盾だし!
(いやいや、そんな私が宿屋やってるからこそ
 いいんじゃん! っていうよくわからない着地。)

もし、これを読んでくれているあなたが、私の気持ちに共感できるのなら
貸切宿「熊のや」をお勧めしちゃおうと思います。(・・結局、そこ)

本日はこんな変なテンションのまま、
コロナ過での貸切宿の魅力をお伝えしたいと思います・・。

濃厚接触できない環境

宿泊先でビクビクしちゃうのが、他人との距離感だと思うんですが
貸切宿は、基本的に「他人」、居ません。

チェックインの時だけ、マスクした家主(私(小栗)です)が登場。

10分程度、お部屋のご案内や名簿のご記入等で、接触させていただきます。

その後は、呼ばない限り、誰も宿に来ません。

道路向かいにご近所さんが住んでますが、基本的に接触するチャンスもないと思います~。


また、ここは田舎なので、近所をお散歩したり、おでかけしても
人混みに遭遇する方が難しい。

そう、ここは、濃厚接触するほうが困難な環境。
コロナ過の田舎。すてきですね。

食事は常にマイペース。

当宿はね、\コロナ対策が万全なので、お食事も安心よ/

・・と言ってみたいですが、わたし、食事のコロナ対策、
何もしてませんよw

だって、お客様の【!!自炊!!】ですから。

お客様ご自身がマスク付けてスーパーへ買い出しに行き、
あとは宿でマイペースに調理。

ほぼ日常の暮らしと変わらない食事が可能ですね。

自粛休業中、暇すぎて家族で熊のやに宿泊。時間が有り余るため、手作りお寿司を楽しむ。
夫がキッチンで揚げ物をしている。ありがたや。


あぁ、でも。
作るのめんどくさー! 旅先で料理なんて死ぬ―! 
という方には、テイクアウトが充実してるのでご安心を。

コロナ過だからこそ楽しめるテイクアウト
島田エール飯】がおススメ。
宿からだと、金谷、川根エリアが近場です。

私も自粛休業中に、テイクアウトを楽しみました。
お気に入りのあの店で、飲んだり食べたりしているような気持ちになれる。

中屋酒店のテイクアウトは、酒場の空気そのまんま。 宿でお皿に盛り付けて楽しみました!


そして、そのまま、お布団にダイブ!できるなんて♡
コロナさんどうもありがとう!なのだよ。

だらだら時間

貸切宿の楽しいところといえば、自由に時間が使えるところ!

食事の時間とか、お風呂の時間とか、一切ありません! 
延々とだらだら可能。フリーダム!

特に、連泊いただくと実感できると思うんですが
一日中、おでかけせずに、宿で畳にゴロゴロしてても良いんです。

他のお客様の気配もありませんし、
昼間にお掃除のおばちゃん(私)が来ることもありません。

もはや宿ではなく、自分の別荘にいる感じで良いです。

息子は気兼ねなく思い切りだらだらする。ソファーで溶ける。
一応、ここは私の商売道具だっていう教育は施してますが、これが限界のよう。

遊びも意外と充実

朝風呂して、お散歩して、河原でビールでも飲むかぁー。
良いですねぇ、ぜいたくな休日の過ごし方ですねぇ。
(私の個人的欲求が詰め込まれた一文です)

これは河原じゃないけれど、昼間からルービー飲んで、座ったままウタタネする至福時間。
とりあえず、「どこでもいいのでアウトドアで寝る」というのが幸せというものでしょうか。
コロナ的にもこれは危険性ゼロ。


子連れだったら、とりあえず虫網と虫かごを持たせて
近所の山に連れ出せば、すぐに何らかの虫に出会えます。
(雑な子どもの遊ばせ方ですが、これが正解です)
運が良ければ、宿の中にコガネムシが入ってくることもあります。
(寝起きの枕元にゾウムシ、経験済み)

玄関入ったところに、サワガニがお邪魔してたこともある。
もはや窓とか玄関ドアとか、彼らにとっては何の意味もない。


あとは、お散歩しながらSLを見に行くのが良いですね。
線路まで徒歩10分。
汽笛を鳴らしながら走ってくる鉄の塊、なんともノスタルジーです。
線路に大接近して見学できるのも、田舎ならでは。
川から線路を見上げて楽しむ場所もありますよ、お散歩にピッタリ。

福用駅を白光川方面に下っていくと、川をまたぐ赤い鉄橋が。
ここを走り抜けていくSLを見るのも、穴場スポットなだけに、けっこう楽しい。



お散歩帰りには、福用駅に立ち寄ってみて下さい。
小さなお地蔵さんと、小さな商店があります。
ちょっとおやつを買ったり、自動販売機でチューハイを買ってみたりするのも、コンビニと違う不慣れ感が楽しかったり。

年になって登場した、小さなお地蔵さま。疫病退散、無事に下山してね、そんな思いが込められているそう。(福用駅は八高山の登山口でもあります)

気付いたら色々まぁるくなってる

そんなこんなで、コロナを忘れ、マイペースに旅を楽しんでいたら
日々のピリピリ感が消えて、まぁるい心になってると思います。

せっかく息抜きに旅に出るわけですから

マスク!マスク!マスク! 
除菌!除菌!除菌!

・・って、考えなくて良い旅行、したいですね。

10月~11月は週末は満室ですが、平日なら余裕あります!

平日ー?? えー? と思うかもしれませんが
割安な平日価格と、連泊によるお掃除代が浮くという、良いこと尽くし。

個人的には仕事したくないけど(笑)、ワ―ケーションもおススメです。

というわけで、今回少し変なテンションでお送りしました。
コロナと共に、がんばろー!

お問合せ、ご予約、お待ちしてまーす!