台風15号による影響について

大量の雨を降らせた、先日の台風15号。

短期間で叩きつけるような雨に、ビックリ。

しかし、それがどれ程の被害を生むのか、正直わからずにいたのですが・・。

翌日、宿へ車を走らせながら、泥で茶色になった景色を見て
あぁ、これは大変だ・・と。

泥まみれになった駐車場に車を停め、恐る恐る建物に入りました。
幸いにも建物内に大きな被害はなかったのでほっとしましたが
・・裏庭にまわってビックリ。

大量の土砂が、裏庭に流れ込み
庭も駐車場も、土砂と泥に覆われました。

↑ 宿の裏(山側)に置いていた自転車が、半分ほど埋まりました。

実は、宿の裏山に小さな滝がありまして
その先のどこかからか、真砂土(人工的に運ばれた土のようです)が
流れ込んだような状況です。山の土ではない、サラサラとした土でした。

山崩れによる土砂ではない、とわかり、少しホッとしました。

↑ 右手のコンクリートの淵が、水路です。水路は土砂で埋まってしまいました。
  元々ここは、膝の高さぐらいまで草が茂っていましたが、まるで景色が変わってしまった。



このエリアの復旧作業についてですが
まずは、暮らされている方を優先に、翌日から地域の方や消防団の方々が作業に入り
徐々に市からの援助を受けつつ、重機での復旧作業が進んでいます。

そして、今週末頃からは、当宿の土砂撤去作業が始まりそうです。

重機で土砂を撤去してもらいつつ、我らも人力で
かき出しにくい狭い場所の土砂を運び
なんとか、元の状態までもどせるよう、やっていきたいと思います。

↑ 駐車場は、粘土状の土が覆いました。

9月営業再開は11日以降を予定していますが
状況をみながら、無理せず再開していこうと思っています。

なお、エアコン室外機が土砂に埋まってしまった為、
空調が整わない状況での再開となるかもしれません。

過ごしやすい季節なので、エアコンは必要ないかもしれませんが
朝晩は少し肌寒く感じるかもしれませんので
電気ヒーターや、少し早いですがコタツなどをご用意して
お迎えできれば・・と思っています。

また、宿へアクセスする国道473号についてですが
道路の崩落があった為、川向の県道64号を通る少し遠回りのルートで
お越しいただく事になります。
道路復旧の見通しは不明とのことです。

大井川鐡道も、この道の崩落の影響を大きく受けた為
運転再開の見通しが立っておりません。

↑ 58秒あたりから、国道473号の道の崩落状況の説明です

今回の台風では、宿のあるエリアより南は被害が少なく
主にここより北エリアが、大きな被害を受けています。

お出かけの際は、こちらで道路状況をご確認ください。

ご旅行される皆様には、ご不便をおかけしますが
遠慮せず、遊びに来ていただけると嬉しいです。

ここはどんな状況ですか? など、ご質問ありましたら
わかる範囲でお調べしますので、ご連絡くださいね。